自分は何が知りたいのか。

 私が人生で一番迷ったといえることは大学の学部選びです。それまでの私は何も考えずに与えられたことばかりこなしていた。つまり、大学進学のための勉強で自分のしたいことなど何も考えていなかったのです。ãè¿·ããã¤ã©ã¹ããã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 高校の三年生となった当時の私は野球のことしか考えておらず、学校では部活のことばかり、家に帰っても筋トレの繰り返しでした。高校で野球をやめようと思っていたので、最後はいい思いがしたいと躍起になっていたので、本当に野球以外のことは考えていませんでした。(結局夏は1回戦で負けてしまいましたが、、、笑)そしていざ野球が終わり受験のことを考えると、、、あら不思議、自分には何も残っていない。そうです。野球に没頭するあまり、野球をとった私には何も残っていなかったのです。そうして困っていた私に教師方もどうしたらいいのかわからなかったのか、地元の国公立大学を進めてきました。私自身、無難に考えるなら、親への負担も少なく就職に対しても有利なその国公立大学に行くべきだと思っていました。夏休みに入った時から、本格的に勉強を始めていくと同時に自分は何がしたいのかを改めて考えたとき、果たして進められた大学は本当にあっているのかと疑問に感じました。そして自分の中で出た答えは、ノーでした。子供のころからあこがれていた、正義のヒーローになりたい。弱いものを守れるようなそんな強い人になりたい。そうだ、私は警察官になりたかったんだと。そこからはその旨を教師陣や家族等に相談し、理解を得ました。その時に父に言われた「お前が望むなら、今世間を沸かしているゲームの専門学校に行ったっていい。ただお前にその覚悟はあるのか?人生をそこにおいてもいいと思えるなら、なんでもしたらいい。」という言葉が今でも心に残っています。

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本当にこんな感じの父

 そうして私はそこから、警察になるためにはどうするのがいいのかを調べ、法律について学ぶことが必要と知り、私立大学の法学部に進学しました。進学のために、毎晩遅くまで勉強したことで、今の自分の忍耐強さ、努力し続けることを身に着けることができたと思います。

 最後に決断という字についてみていきたいと思います。決断という字は見ての通り「断って決める」ということです。ほかの多くのこと(家族、友達etc、、、)を断って今自分はこうして勉強することができています。また同時に、自分が断つということは、その相手にも影響があるということが言えます。そういった方々の思いも考えて今、行動できているのか。まだまだ、人生は長い中決断の場面は何度も生じると思います。そういった中で、多くの犠牲の上に今の自分がいるということと、その決断に自分の人生をかけてもいいのかをしっかりと考えて決めていきたいです。

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迷いのドアを開けることができれば輝く外の世界に出られるだろう。